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診療放射線技師と臨床工学技士の違い

仕事内容の違いは?

放射線技師の仕事内容

診療放射線技師の仕事は、画像検査と放射線治療という二つの分野があります。画像検査は、患者さんの病気の早期発見、病気の状態、大きさなどを描出し、チーム医療の一員として医療に貢献します。

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放射線治療では、がん治療など放射線を利用して行います。近年は、機械の発展とともに画像検査も放射線治療も大きな進歩があり、勉強すればするほど面白くなる分野です。

また、患者さんからの信頼も大きく、画像検査は病気を発見してもらうということと、放射線治療ではがんを治してくれるという期待があるため、それに応えることが放射線技師としての仕事であり、やりがいの一つとなっています。


臨床工学技士の仕事内容

臨床工学技士は、患者さんの生命維持管理装置の操作をし、またそれらの医療機器の保守点検を行います。

生命維持管理装置を必要とする患者は、命に係ることも多いため、臨床工学技士もたいへん重要な医療職種といえます。

手術室に入って、手術中での機械の操作や、集中治療室などの呼吸や、血液、心臓、代謝などの大切な臓器を手助けする機器の操作やチェックなどを主な仕事としています。

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それ以外にも、様々な場所でこれらのような生命維持管理装置が使用されているため、手術室や病棟がある病院では必ず必要となる仕事です。


臨床工学技士と放射線技師の仕事内容の違い

放射線技師は、画像検査や放射線治療など機械の操作やチェックをすることが多いですが、検査や治療を行う患者さんと接する時間もかなり多く、それらのコミュニケーションはとても大事です。

臨床工学技士は、もちろん患者さんとのコミュニケーションはゼロではないですが、患者さんと接するよりも、患者さんを手助けする機械と接する時間が多い仕事だといえます。

どちらも機械の操作を必要とする為、コンピューターやパソコンが強いと仕事の飲み込みが早くなるので有利です。

学校入学の難易度・偏差値の違いについて

「大学入学」の難易度・偏差値の違いは?

臨床工学技士 放射線技師
難易度 ★★★☆☆ ★★★★☆
偏差値 50台 50台~60台

放射線技師と比較して、臨床工学技士の大学入試の偏差値はやや低い傾向にあります。臨床工学技士は放射線技師と比べて大学数は同じくらいなので、倍率による難易度の大差はありません。

偏差値だけみると、よりしっかりと受験対策をしないといけないということから、放射線技師の大学入試の方が難しいかもしれません。


「専門学校入学」の難易度・偏差値の違いは?

臨床工学技士 放射線技師
難易度 ★★☆☆☆ ★★★☆☆
偏差値 40台 40台後半~50台

臨床工学技士の専門学校は、放射線技師の学校より多いです。

様々な専門学校で臨床工学技士の学科を設けているので、選択肢の幅も広く、偏差値も難易度も臨床工学技士の専門学校の方が低い傾向にあります。

放射線技師は近年大学が多くなっており、専門学校が少なくなっているため、やや難易度は高いですが、それでも大学と比べると難易度は低く入りやすいです。


「短大入学」の難易度・偏差値の違いは?

臨床工学技士の短大は少なく、また放射線技師の短大はが1つなので比較は難しいですが、難易度も偏差値も同等です。

大学比べて偏差値が低いので入りやすく、短大と専門学校は在学期間も同じであり、就職も短大と専門学校ではほとんど差がないです。

他にも、近年設立されてきた専門職大学も今後いくつか増える予定です。

学費の違いについて

「大学」の学費の違いは?

臨床工学技士 放射線技師
学費 国公立大学)
250~300万円程度
私立大学)
500~600万円
国公立大学)
250~300万円程度
私立大学)
500~600万円

医療系の職種は、同じ大学であれば学費に差はほとんどありません。

臨床工学技士は、大学では理系の大学で設置されていることもあり、大学により学費の差があると言えます。放射線技師も臨床工学技士も、総額おおよそ600万~800万くらいを目安とするといいです。


「専門学校」の学費の違いは?

臨床工学技士 放射線技師
学費 350~400万円程度 300~350万円程度

臨床工学技士と放射線技師は同じ医療職のこともあり、3年制の専門学校の大差はありません。

しかし、臨床工学技士の専門学校は、1年制~3年制まであり、1年または2年であれば、学費がかなり安くなります。

1年制は、他の医療系学校を卒業していることなど、2年制は、他大学等で必要科目の単位を取得していることなどが条件ですが、進路変更をして入学する場合は、学費を抑えることが可能となっています。

国家資格の難易度(合格率・受験者数)
の違いについて

臨床工学技士 放射線技師
国家試験合格率 70~80% 70~80%
受験者数(2017年度) 2,737人 2,971人

国家資格の難易度の違いは?

放射線技師も臨床工学技士も、3000人前後が受験して、合格率も70~90%と比較的同程度となっています。

臨床工学技士は、ここ数年で1000人近く受験者数が増えましたが、合格率は高くもなく低くもない状態は変わりません。

放射線技師も、500人近くの受験者が増えましたが、合格率には影響がありません。臨床工学技士も放射線技師も、医学系の知識、専門知識、工学知識が必要となり、幅広く勉強しなければなりません。

そのため、最終学年では国家試験対策のために1年間で勉強する量がかなり多くなります。この点は、放射線技師も臨床工学技士もあまり変わらない印象です。。

需要・就職の難易度の違いは?

それぞれの需要は?

放射線技師は、近年大学が増えてきて、国家試験の合格者数も年々増加傾向にあります。

就職率は高いにせよ、放射線技師の人数が増えていくと、就職先の募集が少なくなるため、需要が少しずつ減っていくと予想されます。

その反面、臨床工学技士は、就職者の人数も多いですが、必要な病院は多数あり、需要も供給も多いです。
今後もこの傾向は変化が少ないと見込まれています。


就職の難易度の違いは?

就職の難易度は、需要と供給を見ると、この二つの資格はあまり差がありません。就職率も国家試験合格者はほぼ100%と、需要はまだまだありますし、合格者数も差はほとんどないです。

臨床工学技士も放射線技師も、病院、クリニック、企業や研究職などありますが、違いは放射線技師には健診センターなどがあり、臨床工学技士には透析センターなどの差があります。臨床工学技士は男性が多い職業なので、女性の臨床工学技士は就職に有利な場合もあります。

一方、放射線技師は男性が多いですが近年女性も増えています。しかしまだまだ女性が必要とされる職業なので、放射線技師も女性の方が就職は有利です。

臨床工学技士は、どちらかというと理系よりの考えが出来る人や、工学に強い人が重宝され、放射線技師は パソコン操作やコミュニケーション能力が重要視されている仕事です。

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放射線技師も臨床工学技士も、コミュニケーション能力が高い方を求めているため、面接や事前見学等で、好印象を与えることができれば、有利になると言えます。

給料・年収の違いは?初任給は?

放射線技師と臨床工学技士の給与についてあまり差はありません。

臨床工学技士も放射線技師も残業がありますが、臨床工学技士は夜勤というよりは、人数が少ないため、オンコールという緊急で必要とされた場合の呼び出し対応を交代で行っている病院が多いです。呼び出しが多い施設では、多くの給与が入ります。
又、夜間透析を行っているクリニックなどでは、夜遅い時間までの勤務が発生します。この場合にも、夜勤手当として別途給与が入ります。

放射線技師は、このオンコールの場合と夜勤に入る場合があるので、病院によりますが、人数が多いと夜勤が回ってくる回数が少なくなり、その分給与に反映されます。

どっちの方が残業が少ない?

残業は、どちらも定時にあがれる場合もあれば、部署によっては残業しなければならないです。

臨床工学技士は、緊急で手術に入ったり、患者状態が急変した場合に対応しなければならないため、残業が読めない職業です。

放射線技師は、緊急で手術が入る部署もありますが、その日に入っている検査の予約状況次第で、残業があるかどうかを判断することが出来ます。

残業がどちらが多いかというのは、病院次第ですが、緊急があまり入らない病院であれば、臨床工学技士の方が残業はやや少ないです。

それぞれの適正は?
向いている人・向いていない人

臨床工学技士と放射線技師で共通していえることは、機械操作があり機械の原理が国家試験でも出題されるため、勉強面において工学系の理系科目があることです。

理系が好きな人にとっては面白いですが、文系の人にとっては少しつまずいてしまうところです。

職業においての適正は、臨床工学技士は機械操作もありますが、やりがいとして病気から命を守ることであり、放射線技師も機械操作はありますが、病気を発見するということが楽しいと思えると仕事も面白いと感じることが出来ます。

また、放射線技師の方がコミュニケーション能力を必要とされていますので、患者さんとの対応が楽しいと感じる人は向いていると思います。

まとめ!臨床工学技士と診療放射線技師の早見比較表

臨床工学技士 放射線技師
入学難易度
/偏差値
大学|50台
短大|-
専門学校|40台
大学|50台~60台
短大|-
専門学校|40台後半~50台
学費 国公立大学
250~300万円程度
私立大学
500~600万円
短大

専門学校
350~400万円程度
国公立大学
250~300万円程度
私立大学
500~600万円
短大
約330万円
専門学校
300~350万円程度
国家試験
難易度
合格率
70~80%
合格率
70~80%
受験者数 約3,000人 約3,000人
就職難易度 ★★★☆☆
需要が多くなっている
★★★★☆
需要が少なく供給が増加傾向
新卒初任給 17~20万円前後 20万円前後
※少しずつ年収増加
平均年収 470万円前後 520万円前後
残業 残業|ある場合が多い
夜勤|ある場合が多い
残業|ある場合が多い
夜勤|施設によるが少なめ
向いてる
適性
機械操作が好きなことと、
機械が壊れてないかという
細かいチェックが出来る人
パソコン操作に慣れている人や、
コミュニケーションを
とるのが好きな人

いかがでしたでしょうか?いずれも大変やりがいのある職業です。「それぞれの職種・資格について詳しく知りたい!」という方は、以下もご参考ください。

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