診療放射線技師の求人・転職支援サービスの診療放射線技師JOB

診療放射線技師と薬剤師の違い

仕事内容の違いは?

放射線技師の仕事内容

診療放射線技師の仕事は、画像検査と放射線治療が大きな役割となっています。

画像検査では、病気をいかに早い段階で見つけることができるかという早期発見、病気の大きさ、形、状態を把握し、医者が治療方針をどのように進めるか手助けするという医療です。

no-img2

また、放射線治療では、がん治療や、痛みの緩和などがあり、実際に患者さんを治療するという仕事もあり、大変やりがいがある仕事です。

特に近年チーム医療が取り上げられており、放射線技師の仕事はチーム医療の中でも重要な位置にあります。


薬剤師の仕事内容

薬剤師は、薬や医薬品、病院内で使う点滴や直接注射する薬など、幅広い知識を利用して、患者さんへ薬を処方(出す)ことが出来る仕事です。

薬局や病院の処方せんでの調剤や、患者さんへの説明、必要であれば処方する薬を変えることなども可能です。

また、主に薬局や病院で働く薬剤師がほとんどですが、企業での研究開発や学校での環境衛生管理などの仕事もあり、薬剤師が活躍する場は増えています。


薬剤師と放射線技師の仕事内容の違い

薬剤師は医師から依頼された薬の処方をするだけではなく、薬の専門家として、患者さんに合った処方に変更することも可能です。

近年では、おくすり手帳だけでなく、かかりつけ薬剤師などもあり、患者さん一人と薬剤師がしっかりと向き合い、コミュニケーションをとって、患者さんに必要な薬を処方しています。

放射線技師は、一方で、病院において患者さんとコミュニケーションをとることで、スムーズな検査、よりよい検査をすることが求められています。

放射線技師は、人体の構造や機能などの知識と、各装置の専門知識が必要となりますが、薬剤師も放射線技師も、近年のめまぐるしい医療の発展に伴い、新しい情報をどんどん吸収していかないといけません。

また、二つの資格ともに、医療の発展に貢献する研究職等もあり、多方面から医療を支えています。

学校入学の難易度・偏差値の違いについて

「大学入学」の難易度・偏差値の違いは?

薬剤師 放射線技師
難易度 ★★★★★ ★★★☆☆
偏差値 60台~70台 50台~60台

放射線技師と比較して、薬剤師という職業の専門性が高くより深い知識が必要となるため、現在では6年生の大学となっています。偏差値も難易度も、薬剤師の方が高く、放射線技師と比較すると倍率も高いです。

偏差値だけみると、よりしっかりと受験対策をしないといけないということから、放射線技師の大学入試の方が難しいかもしれません。


「専門学校入学」の難易度・偏差値の違いは?

薬剤師 放射線技師
難易度 ★★★☆☆
偏差値 40台後半~50台

薬剤師は専門学校が現在ありません。

比較はできませんが、薬剤師は専門学校がないため、放射線技師は難易度が低い傾向にあります。大学の滑り止め受験する学生や、専門学校を出て、大学より早く現場で働きたい学生が選択します。


「短大入学」の難易度・偏差値の違いは?

放射線技師の短大は川崎医療短期大学のみですが、難易度も偏差値も専門学校と同等となります。薬剤師の短大は現在ありません。

学費の違いについて

「大学」の学費の違いは?

薬剤師 放射線技師
学費 国公立大学)
350~400万円程度
私立大学)
1200万円程度
国公立大学)
250~300万円程度
私立大学)
500~600万円

国公立大学の学費に差はありません。

私立大学は、薬剤師が年間200万前後、放射線技師は150万前後であり、年数も6年間と4年間で異なる為、薬剤師は1,200万近くになる大学もあります。

また放射線技師は600万となる大学もあるため、倍近い学費がかかることもあります。


「専門学校」の学費の違いは?

薬剤師 放射線技師
学費 300~350万円程度

専門学校の学費は、放射線技師の場合のみですが、年間100万前後が多いため、300万~400万程度となり、3年間という大学での在籍期間の差を考慮しても、かなり安くなります。

しかし、国公立大学の学費は、年間授業料が535800円と一律なので、それと比べると高くなってしまいます。


「短大」の学費の違いは?

薬剤師の短大は現在ないため、比較にはなりませんが、放射線技師は年間100万程度とかかり、専門学校とほとんど差はありません。

国家資格の難易度(合格率・受験者数)
の違いについて

薬剤師 放射線技師
国家試験合格率 60%~80%前後 70%~80%
受験者数(2017年度) 13,579人 2,971人

国家資格の難易度の違いは?

放射線技師は3000人ほど受験して合格率が70%~80%、薬剤師は1万人越える受験者がいて、合格率は60%~80%前後となっています。

薬剤師は、4年生から6年生に変わった移行期間中の2009年と2010年の受験者数は激減しています。それ以降の合格率はばらつきがあることから、6年生以降の難易度は難しいと言えます。

合格率からも放射線技師と比べて、薬剤師の方が難しいことがわかります。勉強の量でも、6年間という期間を経ても合格率80%を切っているため、放射線技師も勉強量が必要となっています。

需要・就職の難易度の違いは?

就職に関しては、放射線技師より薬剤師の需要が多い傾向にあるため、薬剤師の試験を合格さえしてしまえば、やや難易度は低いです。

薬剤師は幅が広く、学校での勤務や、様々な薬局や病院、または身近なドラッグストアでの勤務で常に必要とされているため、選択肢が多いです。もちろん、合格者数も放射線技師より薬剤師の方が多いため、人気がある施設には集中してしまい倍率も高くなってしまいますが、他の選択肢も多数あるのが現状です。

放射線技師は、近年受験者数が増加傾向にあるため、供給が多くなると予想されます。そのため、就職の難易度は、倍率が高くなりやや難しくなっています。

男性と女性の比については、放射線技師は女性の募集があり、女性有利の就職となりますが、薬剤師は、男性も女性もあまり差はないと思います。

no-img2

薬剤師も放射線技師も勉強だけではなく、コミュニケーションといった、勉強では補えない部分も必要となっています。

給料・年収の違いは?初任給は?

給料や年収、初任給ももちろんそうですが、大学卒の放射線技師と薬剤師を比較しても、薬剤師の方が高いです。

その分学費も高いですが、薬剤師は、医師、歯科医師、看護師と同等に必要とされている職業と言えます。

基本給が高いため、昇級や、残業、または夜勤や当直があれば、それだけ高い給料を貰うことが出来ます。もちろん、その分時間をかけて勉強をしなければいけないというのが重要です。

どっちの方が残業が少ない?

薬剤師の残業は、施設によりますが、放射線技師よりも比較的少ないと思います。

夜勤や当直、休日出勤を必要とする病院は、基本的に大きい病院となり、小さい病院では、あまり対応することがないです。

残業も、薬局やドラッグストアではあまりないです。ただし、患者さんの診察や検査がすべて終わるまでは居なければならない病院もあるため、1~2時間ほどの残業をすることもあります。

放射線技師は、検査が長引いたり、緊急の手術に入ったりすると残業が長くなります。途中交代というのが難しいため、それが終わるまで、見通しがつかないこともあり、残業時間は放射線技師の方があります。

それぞれの適正は?
向いている人・向いていない人

放射線技師は、機械操作やコンピュータ、理系の考えが必要だったりしますが、薬剤師は、化学や人体の薬理作用(薬が入ったら人体にどのように作用するのか)などの勉強が必要です。

放射線技師も、CT、MRI、放射線治療装置、核医学検査装置、一般撮影装置など他部門に別れていて範囲は広いですが、薬剤師は、薬一つ一つに対して、勉強しなければならないので、勉強する量が薬剤師の方が多いです。

しかし、放射線技師は選択しようと思えば、自分が好きな装置を極めることもできるので、仕事の選択肢はあります。

また、どちらの毎年新しい情報が入ってくるため、学会に参加して新しい情報を収集したり、最新の情報を手に入れるために日々勉強しなければなりません。

まとめ!薬剤師と診療放射線技師の早見比較表

薬剤師 放射線技師
入学難易度
/偏差値
大学|60台~70台
短大|-
専門学校|-
大学|50台~60台
短大|-
専門学校|40台後半~50台
学費 国公立大学
350~400万円程度
私立大学
1200万円程度
短大

専門学校
国公立大学
250~300万円程度
私立大学
500~600万円
短大
約330万円
専門学校
300~350万円程度
国家試験
難易度
合格率
60~80%前後
合格率
70~80%
受験者数 約13,000人 約3,000人
学校での適性 6年間と長い期間の勉強量 医学、工学、理系など勉強が必要
就職難易度 ★★☆☆☆
需要が多い。供給も多いので
近年はバランスがとれている。
★★★★☆
需要が少なく供給が増加傾向
新卒初任給 25万円前後 20万円前後
※少しずつ年収増加
平均年収 530万円前後 470万円前後
残業 残業|ある場合がある
夜勤|ほぼなし
残業|ある場合が多い
夜勤|施設によるが少なめ
向いてる
適性
毎年増える薬に対応できる人で、
患者とのコミュニケーションがとれる人
機械操作、新しい装置など最新情報に敏感で、
コミュニケーションもしっかりとれる人

ページのトップへ