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必見!職務経歴書の最大の難関~自己PR作成のポイント~

必見!職務経歴書の最大の難関~自己PR作成のポイント~

今回は、書類作成シリーズと題しまして職務経歴書の自己PR書き方についてです。

作成のポイントと併せて、実際にご転職が決まられた方の例もご紹介したいと思います。文章の量はワードで5~10行程度がベストです。5行以下ですと短く、10行以上は長すぎて読まれないケースがございます。作成の際のポイントは3点「これまでの仕事で心がけてきたこと」「実際のエピソード」「今後活かせる経験」です。

本日は、弊社の転職サポートをご利用いただき転職が決まった方の自己PRをご紹介いたします。今後、自己PRを作成する際にお役立ていただければ嬉しいです。

【東京都在住・20代男性/病院にて3年勤務→病院への転職】

「患者様と検査で接する際に怪我や病気で弱っている患者様に対して、少しでも不安を解消し納得していただいた上での検査を心がけて対応してまいりました。具体的には、患者様に応じた対応・わかりやすい説明を心がけ、検査を担当する私が行うことに対して不安を抱かないようにお声掛けをしておりました。今後も、診療放射線技師として勤務していくにあたり患者様からの視点を忘れず、接遇面や撮影スキルの向上に努めてまいりたいと考えております。」

病院勤務にて心がけていたことを具体的に明記されている例です。実際に面接に同席した際にも、現職での取り組みについて、患者対応についての質問がありました。その際もこの自己PRの様に、「少しでも不安を解消し納得していただいた上での検査を心がけている」との旨をお伝えしたら、とても良い印象になったようでした。

【埼玉県在住・20代女性/健診施設にて4年勤務→外来・健診クリニックへの転職】

「私は期待に応えたい・人の喜ぶ顔が見たいという思いが強く、少しでも良い結果が出せるよう努力を惜しみません。現職では人間ドックのお客様、そして透析や大学病院からの受け入れの患者様にはそれぞれに合った接遇をしてきました。また、質の高い検査を提供するためにも受診者の方との信頼関係が必要だと考え、思いやりのある丁寧で分かりやすい対応を心がけてまいりました。今後は、今まで以上に幅広い知識を身に付けた上で、患者様の身体的・精神的な状態や気持ちを汲み取り行動し、一人一人に合った対応をしていきたいと考えております。」

ご自身のPRポイントを結論から書いていることで非常に判り易い自己PRの例です。結論から話し、これまで接してきた患者様の例が具体的なエピソードとして添えられている為、今後もそれぞれの対応をしていきたいという考えが簡潔に伝えられています。

【神奈川県在住・40代男性/病院にて20年勤務→クリニックに転職】

私が業務の中で心がけていることは、周囲とのコミュニケーションです。例えば、臨床の場において診断に迷った時は主治医に報告し、診断結果と他のモダリティとの画像診断比較し、結論を導き出します。 決して一人で抱え込まず、医療人、管理職として、 「チームの連携」を大切にしながら日々の業務を遂行して参りました。今後も、患者様や受診者様をお迎えするにあたりまずは職員間で気持ちよく仕事ができるような環境を整え、質の高い医療を提供、貴院の発展の一助になりたいと考えております。

結論+具体例を明確に示せている非常に良い例です。患者様との関わりをPRにするケースが多いですが、職員間との連携に重点を置いて書くのも良いですよ。

どの自己PRも、経歴だけでは判らない日々の取り組みや心掛け、実際の成果が上手く表現されています。実際のエピソードを盛り込むことは先方にイメージしやすいです。面倒に感じてしまいがちな自己PR。経験してきた業務以外にも人柄や取組みを表現できる項目ですのでしっかりと書いて、ご自身をアピールしましょう。もし、志望動機の作成にお困りの方がいらっしゃいましたら弊社の転職サポートにお申込みください。

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