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年収UPの年収相場とは・・・?

年収UPの年収相場とは・・・?

今回は、転職時の年収相場と年収UPをする為にはという2つについて、お話ししたいと思います。

診療放射線技師さんの転職時の年収は現職の年収や経験を反映して決定するケースは非常に少ないです。弊社からご転職が決まられた方の年収を施設毎に算出してみました。

・健診施設 370~390万円
・病院(当直あり)380~400万円
・クリニック 360~400万円
・企業 400~450万円

それでは、実際に転職が決まった方がこれまで勤務されたいた施設とご転職先、その施設での転職時の年収は下記の通りです。

【39歳男性/経験17年】

病院(日勤のみ)→整形外科クリニック
現職400万円→転職後380万円

【25歳男性/経験2年半】

総合病院(当直あり)→外来・健診クリニック
現職400万円→転職後380万円

【23歳女性/経験2年半】

病院(当直あり)→病院(当直あり)
現職350万円→転職後360万円

【43歳男性/経験21年】

病院(当直あり)→整形外科・内科クリニック
現職550万円→転職後360万円

【30歳女性/経験8年】

病院付属の健診施設→外来・健診施設
現職420万円→転職後450万円

先程の年収相場でお話しさせていただいたようにご経験が反映されて、年収がUPするケースもございます。年収UPの際に、反映される経験としては2つ。「検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師の有無」「管理職経験の有無」です。マンモグラフィ認定技師のニーズが日に日に高まっています。(参考ページ マンモグラフィーの経験が有るか無いかで転職市場での競争力が変わる)その為、認定をお持ちでかつ経験がある方は給与に反映されるケースがございます。

また、もう一つは管理職の経験です。例えば、技師長の経験がある方は、診療放射線技師としての撮影業務以外にもマネジメント業務を評価される場合がございます。病院やクリニックで勤務する診療放射線技師さんの給与形態は、勤務する年数が増えることに給与が上がっている傾向がございます。

これは、給与の内訳の中で基本給に加えて「年齢給・経験給」という項目を設けている施設が多い為、年々増えていく形になります。その為、転職をした際には年齢給が一からのスタートになる為、これまでの年収が必ずしも反映されず相場並みとなるケースが多いようです。医療機関への転職は、転職相場より年収が低い方もしくはマンモグラフィの経験、管理職の経験がある方に限られる為、誰もが年収UPが出来るとは言えない状況です。

そのような転職市場でも、年収にこだわって転職をされたい方には企業へ転職するという選択肢もございます。この続きは、次回年収UPの為に「企業で働く」ということについてお話しをしたいと思います。本日は以上です。

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