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5月の転職市場の状況

4月5日に宮城県、大阪府、兵庫県から発令された「まん延防止等重点措置」はその後、東京都、京都府、沖縄県、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県に拡がり、更に東京都、大阪府、兵庫県、京都府には4月25日~5月11日まで第三回目の「緊急事態宣言」が発令される事となりました。

そこで今月は、「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」の対象となっているエリアに関して、転職市場はどうなっているのか?よくあるご質問にお答えいたします。

Q.対象エリアにおいて、求人状況に変化はありますか?

A.東京・宮城・沖縄は例年通りなものの、関西エリアで求人が減少傾向となっています。

現状のおおまかなエリア別の状況については、以下の通りです。

  • 東京都、宮城県、沖縄県
    コロナ前の例年と比べても、遜色がなく求人状況に大きな変化はなし
  • 埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県
    発令直後のため、現状求人の増減は見られないが引き続き様子を見る必要あり
  • 関西エリア
    特に、過去最多の感染者数である大阪府では、若干求人が少ない傾向

今後、これ以上感染者が増えてくると、各エリアともに求人状況にも大きな影響を受けるかもしれません。

Q.この時期、どんな求人が出ていますか?

A.秋の健診シーズンに向けて各健診施設が採用を強化しており、中でも健診の求人が増加しています。

GW以降は転職活動をスタートさせる方が増える時期です。健診の求人を探している方には、早めに転職活動を進める事をおすすめいたします。

特に、マンモグラフィ経験者向けの求人は活発です。
»マンモグラフィ経験者向けの健診求人

また、マンモグラフィ未経験の方にもマンモグラフィを学べるチャンスです。
»マンモグラフィ未経験者がマンモグラフィに携われる求人

マンモグラフィに携わりたい方には、秋の健診シーズンに向けて採用活動が活発に動いておりますので、積極的にご応募ください。

Q.転職活動をしている方々の傾向に、何か変化はありますか?

A.Web面接や県外移動時の勤務先への報告など、コロナ前とは違う動きも出てきています。

まん延防止等重点措置だからというよりも、コロナ禍の影響という意味では、以下のような声を転職希望者の方からお聞きする機会が増えてきました。

  • Web面接を希望
    移動を控えたいため、Web面接が出来るところのみ応募したい
  • 県外移動時の勤務先報告義務
    県外への移動の際は、勤務先に事前の申し出(いつ、どこへ、何にしに)が必要になった
  • 正社員・正職員希望者の増加
    ご主人の収入減により将来的な不安を感じ、正職員としての勤務を希望
  • 転職活動の見送り
    ご主人がテレワーク中心になったので転居する必要がなくなり、転職活動中止
  • コロナ渦の影響で選考延期
    家族がコロナに感染したため、予定していた面接を延期したい

Q.今、転職活動を行う上で、気を付けた方がいいことはありますか?

A.応募先を絞りすぎずに、気になる求人にはできるだけ多く応募されることをおすすめします。

新型コロナウイルスが与える医療機関の経営面への影響は大きく、コメディカル採用に対しては慎重になっており、例年よりも選考ハードルが高くなっている印象です。

そのため、なるべく早く転職したい・退職日が決まっている・離職中の方は、1つの求人にのみ応募するのではなく、万全を期すためにも併願することも選択肢としてお考えください。

まとめ

  • 東京・宮城・沖縄は例年通りなものの、関西エリアで求人が減少傾向
  • 秋の健診シーズンに向け、各健診施設が採用を強化中
  • Web面接や県外移動時の勤務先への報告など、コロナ前とは違う動きも
  • 選考ハードルは高い傾向。そのため応募先を絞りすぎずに、併願を

上記を参考に5月の転職活動を進めていただければと思います。

転職活動の進め方についてわからない時やお悩みの際にはいつでもコンサルタントにご相談下さい。

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