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男性放射線技師の需要が高い分野とは

診療放射線技師さんの転職先としては、病院、クリニック、健診施設への転職が9割以上となっており、看護師や他のコメディカルと比べると、比較的転職先は限定されています。 特に中途採用の場合は、欠員募集のため「即戦力」を求められるケースが多く、ピンポイントで応募要件とご自身のご経験とがマッチしなければなりません。X線撮影・CT検査は、最低限必須になる求人がほとんどで、さらに+αその他の撮影経験が必要になってきます。

転職市場のニーズとは?

最近の診療放射線技師さんの転職市場のニーズとしては、マンモグラフィのご経験を求める傾向が強くなっています。患者さんの目線で考えると、女性に担当してもらいたいというニーズが強いため、厳しいお話となりますが、求人の半数以上がマンモグラフィのご経験を持つ女性の方を求めているとお考えいただいても過言ではありません。現在、男性の診療放射線技師の方にとっては、少し不利な市場となっています。

こういった背景から、ハローワークやWEB上で求人情報を探しても、結局のところ応募要件に合わず、転職先を見つけるのに苦労されている男性の診療放射線技師の方も、多いのではないでしょうか。
本当に自分に合った転職先を見つけるには、わたしたち診療放射線技師JOBのような専門の転職コンサルタントに相談するのが効率的です。

こちらのページでは、男性の診療放射線技師の方が、転職先を見つけるためのアドバイスを掲載しております。ご転職活動の一助になりましたら幸いです。


もくじ

男性の診療放射線技師さんのニーズが高い施設・分野

男性の診療放射線技師の方は、どんな施設や分野で活躍しているのか?今回は、転職市場のニーズを踏まえ、その施設の特徴、活躍している理由も含めてご紹介していきます。

1.整形外科クリニックでの撮影業務

内科クリニックなどと比較すると、整形外科クリニックは撮影件数が圧倒的に多く、診療放射線技師のニーズが高い施設です。撮影件数が多く整形領域の撮影は体力も必要となるため、男性の診療放射線技師の方を求める傾向が大変強くなっています。

ただ、クリニックによっては設備がまちまちで、X線のみのところもあれば、大学病院並みの最新鋭のMRI設備を導入しているところも。そのため、求人票をご覧いただく際は、ご自身のスキルや今後のキャリアプランを考え、取り扱っているモダリティを吟味いただくことが重要になってきます。


2.巡回健診業務

企業や学校などにレントゲンバスで出向き、胸部・胃部の撮影業務を行うのが主な仕事内容です。巡回健診は、健診場所や健診開始時間によっては、朝の出勤時間や帰社時間が不規則に。そのため、抵抗を感じられる方も多いかもしれませんが、朝早い出勤の際には「終了時間が早くなる」などのメリットもあります。

メリットを上手に使うことにより、一般的な働き方よりも、体が慣れてしまえば意外とプライベートな時間を多くとれるお仕事です。


3.放射線治療業務

がんの放射線治療のニーズが高まっている今、放射線治療に携われる資格は、医師、看護師、診療放射線技師に限定されているため、大学病院やがん専門病院、あるいは民間の大規模総合病院においても、放射線治療の経験がある診療放射線技師さんのニーズは高まりつつあります。病巣範囲に的確に照準を合わせて正確な線量を投与できる診療放射線技師の方は、非常に貴重な存在です。

現在、放射線治療計画は医師と診療放射線技師が行っているのが一般的ですが、この業務は今後、専門的な医学知識を身につけた診療放射線技師の方が中心に業務を行うよう比重がシフトすると言われています。

正確に照射するスキルはもちろん、治療計画の策定、治療計画による線量分布作成など多岐に渡る専門知識を身につけることにより、有利な転職活動を行うことが可能です。


4. 医療機器メーカーなどの企業への転職

診療放射線技師の方が企業へ転職したいと考えた際、転職先としては医療機器メーカー、画像解析、画像診断、製薬業界などが挙げられます。

医療機器メーカーでは、CT検査、MRI検査などの医療機器を、病院などへ販売をするための支援を行う「アプリケーションスペシャリスト職」や、新たな医療機器の開発を行うための「研究開発業務」のお仕事を行います。また、その他にも医療機関から「画像解析」「画像診断」を専門的に請け負っている企業でも診療放射線技師さんが活躍しています。

企業勤務の場合、クライアントとなる病院に出向いてのお仕事が多くなるため、アクティブに行動することに抵抗のない、体力に自信のある若手の男性診療放射線技師さんにはおすすめのお仕事です。


5.管理職業務

病院や健診施設の中には、管理職候補となるベテランの男性診療放射線技師の方を探している求人も存在しています。

管理職には、一般撮影、CT検査、MRI検査、マーゲンなどの幅広い経験と放射線科の取りまとめ役としてのマネジメント経験を求めるため、男性を求める傾向が強いようです。 ただ、そういった求人は大変希少です。現在の職場で主任を務めているものの、なかなか技師長までの道のりが遠いと感じられている方は、管理職候補の求人が出てきた際にすぐご案内いたしますので、まずはお気がねなくご相談ください。

\ まずは希望のヒアリングから! /

現職年収と、転職先で提示される年収のギャップ

生活のためにも、転職先を決める上で重要なポイントになってくるのが給与です。すでにさまざまな求人をご覧になっている方は、求人に提示されている「月給」や「年収」に驚かれている方も多いのではないでしょうか。

本来であれば、当然ながら年収UPが理想、せめて現状維持が転職先に求める要件。ただ、残念ながら男性の転職市場としては、転職されることにより年収が下がる傾向が強くなってきています。特にベテランの方になればなるほど、元々の年収が平均年収よりも高いため給与が下がる傾向が顕著に。その背景としては、採用側のニーズとして若手の方を育てるために臨床2~3年程度の方を積極的に採用していることが挙げられます。 これらの理由から、ベテランの方は「年収UPのみ」を求めてのご転職の場合、今の職場に留まることも再考ください。

一方で、若手の男性診療放射線技師の方であれば、現職の給与と比べ、年収は現状維持もしくは年収UPの可能性が十分にございます。医療機関はもちろん、企業へ転職した場合は昇給率も高いため、将来的な年収の大幅UPが十分に期待できます。

大切な時間を無駄にしないために…

「今まで、ハローワークやホームページで求人を見つけて自分で応募してたんです。でも、いくら待っても書類選考がなかなか通過しなくて、時間だけがどんどん過ぎて、結局お見送りの連絡がくるんです。3か月間くらい、それの繰り返しで…だから今回、転職サポートに申し込みました。もっと早く相談しておけば良かったと思います。」

こちら、実は男性の診療放射線技師さんと転職のご相談をさせていただく際にみなさん共通していただくお話です。

診療放射線技師JOBでは、男性の診療放射線技師さんがご活躍されておりニーズの高い求人を優先的にご案内するため、お時間を無駄にすることなく効率的にご転職活動を進めて頂けるよう全面的にサポートいたします。

書類選考を待っている間に、ご自身に合う求人をもしかしたら逃しているかもしれません。そうならないためにも、よろしければ一度ご相談いただき、みなさんにとってよりよいご転職となるようサポートさせて頂けましたら幸いです。

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